放射線技師になるには
診療放射線技師になるには、大学や専門学校などを卒業し、国家試験を受ける必要があります。
放射線技師免許取得の方法
診療放射線技師を養成する大学・短期大学・専門学校で、厚生労働省が指定する科目を修得し、その後国家試験を受験して、合格すると診療放射線技師の資格を取得することができます。
診療放射線技師の国家試験
試験は毎年3月に行われ、基礎医学大要、放射線生物学(放射線衛生学を含む)、放射線物理学、放射化学、電気・電子工学(自動制御工学を含む)、放射線機器工学、画像工学・エックス線撮影技術学、放射線写真学、放射線計測学、放射性同位元素検査技術学、放射線治療技術学、放射線管理学(関係法規を含む)に関して、診療放射線技師の養成校で習った範囲から出ます。
各種認定資格制度
診療放射線技師の資格を取ると、次の2つの免許を無試験で取得できます。
●エックス線作業主任者
エックス線装置を使って製品の品質検査などをするときに必要な免許です。
●ガンマ線透過写真撮影作業主任
鋳物や溶接部分の内部の欠陥を探す作業をする時に必要な免許です。
どちらの資格も取得するためには申請が必要です。
国家資格を取得した診療放射線技師は、関連学会が行っている認定資格を取得することができます。
これらの資格を取得することで、より高度で専門性の高い業務に従事できる可能性が高まります。
- 放射線機器管理士
- 放射線管理士
- 医療画像情報管理士
- 臨床実習指導教員
放射線技師の就職先
診療放射線技師の就職先には、
他に、電気・原子力などの研究機関もあります。
- 病院、クリニックなど医療機関
- 保健所
- 医療機器メーカー
他に、電気・原子力などの研究機関もあります。